夜の戦い
術後の夜は、思い出そうとしても思い出せないくらい激しい痛みと寒さとの戦いでした。
手術が終わり、様子見のため、ナースステーション近くの個室に移された私。
しばらく家族がいて、いろいろ会話したようですが、
本人はほとんど覚えていません。
覚えているのは、ひたすら寒くてあまりにガタガタ震えたため、
指につけた血圧計(?)が何回もエラーを起こしたことと、
のどが渇いて渇いて渇いて(唇バリバリでこの後一皮剥けた)呻いていたら、
ネパールからやってきた看護師(妹)が、水を浸したティッシュを唇に当ててくれたことくらい。
あとはなんとなくしゃべってたな、ということ。
家族が帰った後、本当の戦いが待っていました。
寒い、とにかく寒い、ひたすら寒い、とてつもなく寒い。
熱が39℃位出て、一晩中ガタガタガタガタ震えていました。
そしてもちろん、痛みもものすごい!
裂け目からなんかでてくるっちゃない?ってくらい、表面というより内部が痛い!という感じ。
麻酔を打てばその場は収まるのですが、
また2時間後、3時間後にぶりかえす痛みの津波。
半分意識朦朧のときに聞こえてくる廊下からの悲痛な叫び声。(どなたかお亡くなりに?)
さらに下から聞こえてくる救急車のサイレン。
(病室の下が救急の搬送口)
今回、気持ち悪い絵を描いてみましたが、
おそらくこの日の当直の看護師さんから見たら、私はきっとこんな風に映ったでしょう。
2008-10-25 12:48
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
共通テーマ:健康
共通テーマ:健康
コメント 0